アルツハイマー病の現実

最近、人やものの名前がすっと出てこない。

どうも疲れてぼんやりすることが増えた。

以前では考えられないような度忘れやうっかりミスが増えた。

もし、あなたがこんな現象に心当たりがあれば、もしかするとそれはあなたの頭の中で、ひっそりと認知しょうが進行し始めている兆しかもしれません。

認知症の中でも、全体の70%を占めるアルツハイマー病。

通常、アルツハイマー病は40、50代ころにその芽が育ちます。

潜伏期間は10~25年。

その間、ほとんど自覚症状はありません。

神経細胞やシナプスは死滅を続け、脳はゆっくりと萎縮していきます。

そして、60.70代 ついに物忘れなどの認知症が現れ始めたとき、すでに脳はボロボロ。

病は末期に差し掛かっています。

現在、日本人の65歳以上の高齢者の3人に1人が認知症と言われています。

2015年の厚生労働省の調査によれば、日本には今、約520万人の軽度認知障害(MCI)、いわゆる予備軍のほうがいます。

また、ただの廊下だろうと思い込んだり、認知症と診断されることを恐れて受診を避けている。

また、ただの廊下だろうと思い込んだり、認知症と診断されることを恐れて受診を避けている、いわゆる「隠れ認知症」患者も300万人以上いると推定されています。

団塊の世代が75歳になる2025年には、国内で1300万人もの人々が認知症になると言われ、これは日本人の9人に1人という割合です。

さらにここに隠れ認知症の人たちも含めると、実に1,800万人規模の人たちが認知症、およびその予備軍になるという恐ろしい未来の姿が浮かび上がってきます。

まさに右を見ても左も見ても認知症・・・。

病院はん認知症患者で溢れかえり、街を歩けば常に視界のどこかに認知症患者がおり、家族・親戚にも必ず一人や二人は認知症患者がいて、若い人たちみなその介護に疲れ果てているというような、世紀末的な光景が浮かんできます。